京都のれんが手掛ける風呂敷のオンラインショップ
日本の伝統文化の一つといえば織物文化であり、その織物文化の象徴といえば
お店の軒先に飾るのれんです。
のれんはお店の宣伝として飾るものであり、道案内から主力商品の紹介など
様々な用途があります。
昔から受け継いでいた伝統文化も徐々にではありますが需要が減っており、
その背景にインターネットの普及で道案内や商品紹介をしなくても済むようになったからです。
ただ伝統文化は作り続けて未来に継承しなければ、このままではいずれ忘れられていき
継承ができなくなります。そこで継承してきた織物文化を未来につなげるために、
京都の老舗メーカーの京都のれんが作ったのが京都風呂敷ドットネットです。
この京都風呂敷ドットネットの特徴は、これまで培ってきた織物の製造技術を
一般の顧客にも使ってほしいという願いを込めて風呂敷に技術を活用しています。
そして京都のれんでも風呂敷は販売していたのですが、購入をするためには
京都にあるお店で買うしか方法がなかったのです。
それでは地元客そして京都の観光に来た客しか購入されないので、文化を継承するために
必要な若い人たちに手軽な気持ちで購入してもらえるようにオンラインショップとして立ち上げられました。
自然環境を考えたセカンドバッグとして
風呂敷はお風呂という漢字があるように、その始まりは入浴文化が市民に根付き始めた江戸時代にさかのぼります。
お風呂に入るためには、着替えや体を拭くものが必要です。これらの道具を持ち歩くために風呂敷が活用されます。
そして入浴後に身支度をする際に、床が汚れているので風呂敷を使って座布団代わりにも使われた歴史があるのです。
そんな風呂敷は頑丈さが求められるので、複数の糸を使って何重にも織り込んで伸縮性を与えることで簡単には破れないようになっています。
現在は椅子やバッグが普及したことで風呂敷の本来の使われ方はなくなりましたが、
この頑丈になるように編み込んだことが新しい価値を生み出します。
それが荷物を包んで持ち歩けるセカンドバッグであり、これは急なお土産や大量の荷物が生まれた時に使うバッグのことです。
これまではお土産や荷物を運ぶ際には、スーパーでもらえるプラスチックの袋が用いられます。
しかしプラスチックの袋が大量生産されることで、自然界を汚すプラスチックごみとなっているのです。
そこで環境を守るために、世界中が風呂敷に注目をしています。
風呂敷は様々なサイズに作ることができるので、ペットボトルからスイカなどの食品まで用途多数で便利です。
そして洗えば常に清潔に使えるので、インフルエンザなどのウイルスが蔓延する時期は安全面も高いというメリットがあります。